UP DATE:2020/06/24  - Sタンパク質の野生型、および変異体が登場! -

 


【ジーンウィズのCOVID-19 関連サービス】

現在、新型コロナウイルスによる感染症は世界中で蔓延しており、統計によると、世界で確認された感染数は160万人を超えています。今後しばらくの間、新型コロナウイルスによる感染症の流行が注目を浴び続けることは想像するに容易いです。臨床治療において、新型コロナウイルス感染症に効果的な薬剤はないため、感染症拡大防止を目的とした研究開発においてワクチン開発は、最優先事項となっています。弊社は生命科学分野の研究受託企業として、感染症拡大防止および治療薬等の開発への責務を果たします。

 

1月初旬、中国はSARS-CoV-2の完全長ゲノムを発表しました。研究および比較解析を通じて、いくつかの遺伝子がウイルスの複製や、宿主細胞の機能に重要な役割を持つことが明らかとなりました。これらの遺伝子は、治療法の開発およびワクチンの設計の重要なターゲットとなっています。 GENEWIZは、関連の州機関からの委託を受け、SARS-CoV-2の全長Sタンパク質遺伝子を迅速に合成し、3日以内に提供を完了しました。これらの重要な遺伝子の合成は、新型コロナウイルスの感染メカニズムの解明や、治療薬の研究開発に役立っています。

 

ゲノミクス研究におけるプロフェッショナルとして、GENEWIZは強毒型インフルエンザH7N9、エボラ出血熱、ジカウイルスおよびその他アウトブレイクに関する研究開発に継続的に参加・貢献しています。新型コロナウイルスに直面し、GENEWIZは疾病管理対策の最前線で活躍する研究者と協力し、ウイルスの感染メカニズムや予防策の解明に全社を挙げて取り組んでいます。

現在、弊社は国内外の専門家や研究者と伴に、感染症による危機を解決するための多くのアイデアを提供する研究論文を多数発表しています。

 

コロナウイルスに関する論文リスト

以下の画像をクリックすることで、論文リストへアクセスすることができます。

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日本国内では新型コロナウイルス感染症の流行をコントロールするため、4月8日0時に緊急事態宣言が発令されました。しかし、GENEWIZは国内の研究者の皆様を支援すべく、現在も新規案件の受付はもちろん、日本ラボおよび各国のGENEWIZラボと連携してサービスを継続して提供しています。
テレワークやシフト勤務によりご連絡に遅れが発生する場合がございますが、是非お問合せください。新型コロナウイルスの研究開発に関係するプロジェクトの場合、優先的に対応します。
 

【カルタヘナ法について】

新型コロナウイルスのゲノム配列を利用した遺伝子組換え実験の実施には、事前の大臣確認が必要となります。詳しくは、ご所属の遺伝子組換え実験安全委員会もしくは同様の機能を有する部門へご確認ください。参考資料は、こちらからご確認いただけます。

以下は、文部科学省“宿主又は核酸供与体が新型コロナウイルスである遺伝子組換え生物等の第二種使用等について 令和2年2月6日”より抜粋。

宿主又は核酸供与体が新型コロナウイルスである遺伝子組換え生物等は、文部科学大臣による拡散防止措置の確認が必要となる場合について規定した「研究開発等に係る遺伝子組換え生物等の第二種使用等に当たって執るべき拡散防止措置等を定める省令(以下、「二種省令」という。)」別表第一第一号イに掲げる「宿主又は核酸供与体のいずれかが第三条の表各号の下欄に掲げるもの以外のものである遺伝子組換え生物等」に該当し、これらを用いた遺伝子組換え実験を行う際には、あらかじめ文部科学大臣による拡散防止措置の確認を受けることが必要である。

 

【即納可能な製品】 (注:弊社中国ラボからの発送となりますため、ご注文から納品まで約1週間の日数が必要となります)

 
  1. SARS-COV-2の完全長ゲノムプラスミド
    研究者による新型コロナウイルスやワクチンの研究開発を加速するため、SARS-CoV-2のゲノムを含むプラスミドを提供することができます。こちらは、SARS-CoV-2の完全長ゲノムを5つに分割したプラスミドとなっております。SARS-CoV-2-1~5の配列情報につきましては、こちらからご確認いただけます。

    Fig 2_200716

    CoA結果表示

    JP_COVID-19_CN2 
  2. SARS-CoV-2プラスミド “Sタンパク質” 野生型および変異体シリーズ
    お客様からのご要望に応え、SARS-CoV-2-4/5に分割されていたSARS-CoV-2 Sタンパク質の配列を1つのベクターにクローニングいたしました。また、研究開発の時間短縮のため、Sタンパク質の機能で重要とされるアミノ酸をピックアップし、変異体シリーズをご用意いたしました。変異体シリーズのリストおよび各Sタンパク質の配列情報はこちらからご確認いただけます。

    販売価格    15,900円(税別)/ プラスミドおよび送料 3,500円(税別)
    ※ まとめてご注文いただきましたら、さらにお得です。  11~50種類 ー> 20% OFF!    51~144種類 ー> 30%OFF!!

    Fig 3_200716
     
  3. 新型コロナウイルスの核酸検出で使用できる高品質なプライマー・プローブ
    GENEWIZは、ウイルスの迅速な同定と検出のために、疾病対策予防センター(CDC)、世界保健機関(WHO)が推奨する配列のプライマー・プローブを提供することができます。

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【カスタムサービス】 

  1. 人工遺伝子合成
    人工遺伝子合成技術は、ウイルス遺伝子の抗原提示プロセスやウイルス遺伝子の最適化に利用することができます。また、遺伝子組換えワクチンのような迅速かつ安全な治療薬開発を可能とします(遺伝子組み換えワクチン:病原性の無い病原体を大量に生産するため、人工遺伝子合成は感染防御抗原遺伝子のクローン化や発現させるために利用されます。また、この組み換え抗原を用いて体内で作られたワクチンは、安全性、識別診断、および効率的な生産性という点で明らかなアドバンテージを持ちます)。

    ターゲットの発見からワクチン設計、および組み換え体を発現する遺伝子組み換え細菌の構築まで、GENEWIZの包括的なサービス、業界トップレベルの技術力による困難配列の合成実績、および発現レベルを向上させるためのコドン最適化技術で、新型コロナウイルス感染症をコントロールするための研究開発行うための効率的なサービスを提供します。

    ◆ 人工遺伝子合成総合パンフレットはこちら >>> https://web.genewiz.com/hubfs/Japan Assets/GS_General_GENEWIZJP.pdf

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  2. オリゴ合成
    オリゴ合成サービスは、分子診断で重要な役割を持ち、SARS-CoV-2ウイルス検出キットの開発と製造で重要な役割を果たします。新型コロナウイルス関連のプライマー・プローブに加え、GENEWIZでは100種類相当の修飾済プライマーやRNAプライマーなどを提供することができ、ダウンストリームに予定されている実験に適した様々な精製方法を選択することができます。

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  3. サンガーシーケンス解析
    サンガーシーケンス解析サービスは、ウイルス株の同定から抗原配列の確認といった重要な役割を果たしており、COVID-19の基礎的研究とワクチン開発を進める上で欠かせない技術となります。現在、GENEWIZでは抽出済核酸からのターゲット領域の増幅からシークエンス、データ解析までをワンストップで提供しています。

    ◆ サンガーシークエンス総合パンフレットはこちら >>> https://web.genewiz.com/hubfs/Japan Assets/GA_General-Full_GENEWIZJP.pdfJP_COVID-19_CN6-1
  4. 次世代シークエンシング(NGS)
    NGSは、地球規模で急速に蔓延している新型コロナウイルスの感染メカニズム等を理解する上で、不可欠な役割を果たしています。全ゲノムシーケンシングや、アンプリコンシーケンシングのような技術は、病原性の発現に関係する遺伝子を発見・同定するための有効な手段となります。GENEWIZの次世代シークエンシングサービスは、既知ウイルス/新型ウイルスを確認・同定するための強力なツールとして最前線で活躍する研究者に利用されています。

    ◆ 次世代シークエンシング総合パンフレットはこちら >>> https://web.genewiz.com/hubfs/Japan Assets/NGS_General_GENEWIZJP.pdf

  5. 遺伝子編集
    新型コロナウイルス治療薬の開発は、感染症をコントロールするために最も重要な手段の一つです。 ウイルスを直接用いる研究は危険性が非常に高く、バイオセーフティレベル3以上のラボ(以下「P3ラボ」)で実施する必要がありますが、擬似ウイルス (pseudoviruses)を用いたウイルス感染をシミュレートする研究はバイオセーフティレベル2のラボで行うことができます。 基本的な原理は、DNAフラグメントを包むタンパク質被膜としてSARS-CoV-2のスパイクシェルタンパク質を利用することです。例えば蛍光タンパク質をコードする遺伝子を、前述のSARS-CoV-2由来のスパイクシェルタンパク質で包んだものを疑似ウイルスとして用い、この疑似ウイルスがヒト細胞に侵入する過程をシミュレートして抗体中和実験を行うことです。

    上記サービスについての詳細やご注文方法についてのお問合せは、以下の問い合わせ窓口までご連絡ください。

 

<研究開発に携わる皆様のため、ウェビナーを公開しました>
GENEWIZは、新型コロナウイルス感染症との戦いの当事者として、感染症対策研究関連する技術情報や研究サービスを研究者の皆様と共有するためのオンラインウェビナーを開始しました。以下のリンクをクリックし、是非ウェビナーをご覧ください。 https://www.genewiz.com/en/Public/Resources/Educational-Resources/Webinars

 

科学技術は感染症を制御するための最も重要な柱であり、この戦いに参加しているすべての研究者および医療関係者は英雄です。 GENEWIZのサービスをご利用いただくことで、皆様の研究がさらに効率的になることを期待しています。新型コロナウイルスによる感染症制御に関連する研究開発に、弊社が提供するサービスが必要な方はお気軽に弊社までお問合せください。

 

 

お問い合わせ先
日本ジーンウィズ株式会社 営業部
電子メール: Sales.Japan@genewiz.com
電話: 048-483-4980  ※お電話による受付時間 土曜日・祝日を除く、9:00 – 18:00